土曜日, 9月 08, 2007

自然は答えをみつける。消費者も答えを見つける。

自然は答えをみつける(Life finds a way)は、たぶんことわざのひとつ。映画”ジュラシック”パーク”では恐竜の島においてけぼりにされた科学者マルコム氏が劇中で何度もつぶやく(あるいは叫ぶ)言葉でもある。この映画の中ではこの自然の適応力(adaptability)に何度も人間は脅かされ、また(確か)救われる。

ところで、世界の半分は人間も自然の一部であることを忘れている。アジアの人である僕にはどうもこの自然と人間の対決というのは馴染みにくいのだけど、以下のような記事を読むと、人間もまた答えをみつける自然の一部なのだなと思う。


ニューヨークタイムズの記事

世界のそこかしこにはびこりはじめたIkeaの家具をハックするという記事である。
”ハック”というのは、そもそもコンピュータオタク(あるいは専門家)が既成の機材やソフトウェアをいじってなにか素晴らしい別のものにしてしまう行為を示す言葉なのだけど、ここではその言葉が家具に対して用いられている。

このスライドショーをみたほうがわかりやすいかもしれない。
あるものはごく自然に、またあるものはいささか強引にいじくられて、あるべき場所を見つけたり、別の役目を果たしたりしている。


最初に書いた”適応”というのは、コンピュータと人間の間のインターフェイスの世界では割とポピュラーな考え方のようである。いつのまにかメニューの上のほうににいつも使う機能がきていたりするのがその応用例(だと思う)が、”使いやすい”ものをあらかじめがんばって作っておくだけではなく、時間と共に”使われやすく”なってゆくような賢いプログラムをあらかじめコンピュータの側に組み込んでおくものである。

職人や大工の使う道具は、年季を経てその職人の体と使い方に沿った形になってなじんでゆく。この”馴染み”の中には、手の形と力の加わり方によって変形してゆく木の部品など、自然の素材が大きな役割をいささか受け身的に果たしているが、一方で職人は自分で道具を調整したり、自ら道具を作ったりもする。道具と人間の関係が相互に続くことによって”馴染み”感が完成するということなのだと思うが、我々一般ピープルの世界では、人間から道具への働きかけについては、今自分の身の回りにあるモノたちを見る限り、そうそう簡単にできるようになっていない。自分の手にしっかり馴染む携帯。。。なんて、東急ハンズにいってもそうそう簡単には作れない。

Ikeaハックの中には、ハックすることのパンクさを楽しんでいるものがある一方、この”馴染み”感を探しているように見えるものもある。

Ikeaハックは、”自然は答えを見つける”のように”消費者も答えを見つけるんだよ”ということを私たちに示しているのだろうか?


このNYTの記事のキーワードは、Repurposing(別の目的を与える)であった。リサイクル、リユースとかけ言葉にしているのだろう。僕の部屋ではトマトの空き缶がペン立てに、大工が使う汎用作業台のための金具がベッドの部品になっています。自分の部屋をみまわして、何かいつのまにかRepurposingしちゃってたものがあったら、是非教えてください。

木曜日, 7月 26, 2007

最初のスイッチ、最後のボタン

世界で最初のスイッチは、どんな形をしていたのだろうか?
家電製品から”レバー”や”ダイヤル”が消え始めたのはいつか?
”電源ボタン”は将来いつ頃、どんな形で僕らの生活から無くなってゆくのだろうか?

大学生のレポートレベルの疑問ですが、休みになったら調べてみようと思っています。

あと、最初に”ピ”と押したら鳴るボタンがついたのはどんな機械だったか、など。


両親によれば、僕の感性を最初に刺激したボタンは、エスカレータの非常停止ボタンだったそうです。なぜ親が知っているかというと、僕がそのとき押してしまったからです。

土曜日, 7月 21, 2007

moving to NAGOYA

今日はお知らせです。

近しい方には既にお知らせしましたが、この9月から転職に伴い、名古屋市に移住することにしました。8月末には引越します。
これからも製作活動とデザイナー業務の二足のわらじのシナジー効果を狙いつつがんばります。

浜松ー名古屋ー岐阜ー京都ー大阪ー神戸圏でクリエイティブで面白い活動をしている方々ともいろいろやってみたいと思っていますので、このへんにいるかたは宜しくお願いします。

携帯の番号は変わりません。
e-mailは、noriyuki1 'at' attglobal.net は変わりませんが、今の職場のメールアドレスはいずれ廃止になりますので、よかったらこの機会にアドレス帳の修正をよろしくです。

とりいそぎお知らせまで

藤村憲之

日曜日, 7月 15, 2007

Human Architecture Interaction?

以前mixi日記に投稿したものの転載です
(情報は1年以上前のものです)
*

1年ほど前の日記に
大阪、中ノ島の関西電力ビルのインタラクティブな照明について書いたのだけど、今年のクリスマスは、そこで、ちょっと変ったイベントをやっているようです。

梅田にあるスカイビルの屋上に設置された、このビルのミニチュアを触ると、1.5kmくらい離れたところに見える本物のビルの”触った”ところがバッチり(かどうかはまだみていないのだけど)光るそうです。

以下、チーフプランナーの西村さんからのメールより抜粋。
大阪にこういうのが好きな知人がいましたら、知らせてもらえると嬉しいです。

僕はこの3連休に見に行っとこうと思っていたのだけど、うーむ。仕事がおわるかな。。


●参加するライトアップ「Touch the Light」、25日まで公開中

関西の方は、先週末の新聞や、今夜のニュース番組でご存じかも。
関西電力「リブリット」のオプションが、17日から
大阪・梅田スカイビル屋上の空中庭園展望台で公開されています。
http://www.liv-lit.jp

リブリットは、関電ビル頂部で風の動きを映している照明。
その1/100サイズの端末を、梅田スカイビル屋上に設置。
手で触れると1.5km先にあるビルの頂きに、
触っている様子がリアルタイムで映しだされます。

ちなみにこのアイデアは、
友人の藤村憲之さん(http://www.andrew.cmu.edu/user/noriyuki/
とのブレストで生まれたものです。

開催中のイベント「中之島・光のルネサンス」に関連して公開。
「地域の方々に、参加できる都市照明を楽しんでほしい」と関電さん。
今週25日まで、毎日18ー20時。
展望台の入場料が要りますが、
近くにお住まいの方は、どうぞ遊びに行ってみてください。

掲載:Yahoo! Research Berkeley

以前mixi日記に投稿したものの転載です

サンフランシスコ近郊にあるYahoo!の研究所のブログで、作品を紹介してもらいました。書き手は、2年ほど前の展覧会で一緒に展示したAyman君です。

http://yahooresearchberkeley.com/blog/2006/11/27/some-dinner-tables-know-your-friends/

サイエンスカフェのブログ

以前に書いたmixi日記からの転載です。

4月に参加した サイエンス・カフェについて、会場にきてくれた方が感想をブログに書いてくださっています。

http://scicomjp.blogspot.com/2007/04/blog-post_22.html

うーん。この人、たぶん話しをしたのだけど、誰だったかな。。

日曜日, 7月 01, 2007

ことば

私は今でも、子供の頃と同じ不安と不確かさを抱えながらプロジェクトに臨みます。

フランク•ゲーリー(建築家、78歳)